スタンドバイミー(15-25)
会社の同期とドライブに出かけました。
目的地は、福島県の桧枝岐村。
高校一年の時にスタンドバイミーした、思い出の地。
今回は時間と体力もないので車で。
10年前か。年とったな。にこにこ。
当時は会津若松から自転車で向かったけれど、今思うと自分でもすごい行動力ですね。もとい、やけくそだったけども。
会津若松までは高速で5時間くらい。
着いたらお昼だったので、めでたいやさんでソースかつをば。
でっけ(^_^;) おいしかったです。
会津若松から国道401号線で西に向かって、会津高田で南へターン。
前来た時も同じような時期だったので、新緑の感じとかはなんとなくその記憶のままだった。
徐々に始まるのぼりをゆっくり登って、宮川ダムをパス。
この辺りは完全に森の中。
途中土砂崩れかわからないけど、大掛かりな工事をしている箇所がいくつか。
しばらく行くとトンネルを掘る工事もあって、もしかしたら旧道はすたれちゃうのかなとも。思い出ルートだからなぁ・・・。なくなってほしくない。維持管理大変なのもすごいよくわかるけど。
博士峠と喰丸トンネルをあっという間に越えて(当時は自転車で死にかけましたが)昭和村へ。
下ったばかりだけどまたすぐ登って、つづら折りを何個も超えてようやく新鳥居峠。
トンネル作ってるから、それが通ったらここを通る人はほとんどいないかもしれない。
ここが最後の峠で、あとは下ってから伊南川沿いを南へ向かう。
当時はここまできたらなんだか少し寂しい気持ちになってたっけね。純情やね。
今、自転車も好きだし旅行も好きなのは、間違いなく当時の経験があったから。
迷惑もかけたけど、当時の自分にとっても、今の自分にとっても、ものすごくどっしりとした時間だった。
大人になって来てみると、また全然違って見える。
少しは余裕ができたかな。
考えていたら、トンネルを抜けて桧枝岐村に入った。
車だったからあっけなかったとか、そんな感じは全くしない。
当時は自転車だったから大変だったなぁとかは思ったけど、通ってる場所が一緒のせいなのか、感じ方っていうか入ってくるポイントはなんだか同じような気がした。
結局目に入ってくるもの(自分がふと目を向けやすいもの)は同じなんだけど、それに対する感じ方が違うっていうか、なんかすごい矛盾してるけど、そんな不思議な感じ。
例によって着いてどうこうするわけでもなく、雰囲気感じてちょっと黄昏てから家路へ。
帰りは湯の花温泉によってさっぱりしてから、那須まで行ってそこから高速。
同期を送って、家に着いたら日付をまたいでた。
眠いけど、疲れてないやつ。
いい1日だった証拠です。
また来年行こうかな。
トンネルできても、旧道使おう。
戒めじゃないけど、あの辺りに行くたび、なんだか救われる気がするので。
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トマソンもいた。
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