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なんとなくの毎日を、書きたいときに。

かこぴく

雑貨屋さんに、古い写真たてが売られていました。

外枠は少しサビ気味の鉄製で、持つとかなりずっしり。並みのことじゃ倒れなさそうです。

 

思えば、近頃紙にプリントされた写真を久しく手にしていません。


部屋の中にも写真盾はあるのですが、4枚中2枚入っているというなんともな状態になってしまっています。


実家にいたときは家庭用のプリンターがあったのでそれを使ってちょくちょく出していましたが、離れてからはめっきり。


手軽にポンって出せたらまた変わるんだろうけど、コンビニやら家電量販店のプリント機やらに出向いて紙に出力するのは、やや手間に感じます。

画面上で見るとすごい綺麗だし、拡大縮小もできて便利ですからね。


一方紙の写真のいいところは、アルバムなり写真たてなりをパッとみてそこに写真があるのと、普段目にするところに置けばそれが日常の中に溶け込むところではないでしょうか。


スマートフォンの待ち受け画面にも通じるものがあるかもしれませんが、大切な人や忘れたくない景色を日常的に目にすると、それぞれの思いや感情のいいチェックポイントになると思います。

 

飾りたくなるような写真を撮ったときはだいたいいい気分のときが多いし、そのときの気持ちを思い出せれば、ほん少しだけ、幸せにもなれる気がします。


写真が特別なものでなくなりつつある今、今一度紙に出力してみて、ぼうっと眺めてみてはいかがでしょうか。

 

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あの頃はよかったなって、

まぁそう思うだけなんですけどね。

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